
海外進出を行う場合、海外市場調査会社・コンサルティング会社の利用は必須とも言えます。次にそれぞれの特徴や詳細をメリットデメリットとあわせてお伝えしましょう。
海外市場調査とは?メリット・デメリットは?
メリット
海外市場調査のメリットは、「日本では知れない情報を得られる」ことです。
国ごとの風習、文化、国民性などの国ごとの特徴に加えて、現地の人気商品、価格帯、売上などの情報も併せて知ることができます。日本ではあまり注目されていない商品が人気な場合や、日本より物価が安い高いの違いもあります。
それ以外にも、経済状況や市場動向、同業他社の動向なども日本と異なります。海外市場調査会社にデータベース検索や現地調査を依頼した場合は、ビジネスに関連した情報を多く知ることができます。
情報を知る以外のメリットは、「効率的に幅広い情報を得られる」ことです。自社で情報収集することももちろん可能ですが、不慣れな場合は時間を大きく要してしまいますし自力で調べるのが難しい内容も多くあります。
そこで調査会社を利用することで、通常の調査では得られない情報を得ることができますし、幅広く情報を得ることができます。
海外ビジネス展開に必要な情報を詳細に知ることができます。現地でのビジネス戦略を策定できるのです。
デメリット
海外市場調査のデメリットは、「戦略立案が対象外」なことです。海外調査会社は海外の海外市場調査に特化しているものの、コンサルティング会社と異なり、データを基にした経営等の戦略立案といった点(つまりコンサル)は対象外の場合が多いのが特徴です。
提供するサービスの範囲が、コンサルティング会社との大きな違いになります。海外の市場動向や経済状況、同業他社の有無などビジネス展開に必要な情報の調査を重視している場合は問題ありませんが、海外進出時に支援事業サポートも依頼したい場合はサービスが不足していると感じてしまうでしょう。
そのため、調査のみを求めているのであれば利用はおすすめできますが、海外進出や進出後の事業展開までを考えた場合はコンサルティング会社を利用するのがおすすめです。
海外進出コンサルティングとは?メリット・デメリットは?
メリット
海外進出コンサルティングのメリットは、「迅速にビジネスの準備ができる」ことです。海外ビジネスの展開は、スピード感を持って準備を進めることが重要です。
特に欧米中国の企業は経営意思の決定が早いため、サービスや商品の立案~完成を迅速に行う必要があります。ですが、海外進出にはサービスや商品の開発以外にもやらなければならないことが多岐に渡ります。そこで、海外進出コンサルティングを利用すると、限られた時間で効率よくやることを進めることができます。
情報収集やトラブル解決など、海外進出にあたって困ったことに対応してくれるため、ビジネスの成功と市場拡大がしやすいです。
また、海外進出コンサルティングのもう1つのメリットは、「ビジネスの成功率を大きく上げられる」ことです。
海外進出コンサルティング会社を利用することで、海外進出のメリット、リスク、注意点などを教えてもらえます。クライアントの知識量、事業計画、展望に沿って、適切なサポートを実施してくれます。
複数の事業展開する際は、国ごとに必要な情報の提供と最適なサポートを実施してくれるのもメリットになります。
デメリット
海外進出コンサルティングのデメリットは、「料金が発生する」ことです。
海外進出コンサルティング会社にコンサルを依頼すると、どうしても費用が発生します。具体的な金額は規模や依頼内容によって大きく異なりますが、一通りのコンサルを依頼すると数百万円以上の費用は発生します。
加えて、現地調査や内容ごとの支援を追加すると追加費用も発生します。企業によっては、費用の負担が大きくなる可能性があります。そのため、海外進出後にコンサル費用の回収ができるか、成功できるかどうかを考慮する必要があります。
海外進出コンサルティングのもう1つのデメリットは、「進出先の商業的習慣が学べない」ことです。
海外進出コンサルティングを依頼する場合、現地の店舗や法人の習慣やルールが直接確認出来ません。海外進出のスピードと効率性を高めることはできますが、商業的な習慣を直接確認しないまま事業を始めることになります。
【海外市場調査・コンサルティング】両方に特化したコンサル会社に依頼すべき
ここまで、海外市場調査と海外進出コンサルティングのメリットデメリットをご紹介しました。では、海外進出の調査サポートを依頼する場合は、どのような会社に依頼すると良いのでしょうか。
結論から言うと、海外市場調査・コンサルティング、両方を得意とする会社に依頼するべきです。実は、海外進出を支援している会社は、市場調査のみに特化している会社・コンサルのみに特化した会社という場合が殆どです。依頼するのであれば、両方に特化した海外進出のエキスパート的なコンサルティング会社に依頼した方が、個別に依頼するよりも総費用を抑えられますし、調査とコンサルを独立・連携させる煩わしさも発生しないためおすすめできます。
以上、メリット・デメリット等も踏まえての結論ですが、確実に海外進出を成功させたいのであれば、海外進出のエキスパート的な支援会社を利用することをおすすめします。
ポイント
- 海外進出を支援している会社は、市場調査のみに特化しているかコンサルのみに特化している場合がほとんど
- 確実に海外進出を成功させたいのであれば、市場調査・コンサル両方に特化した会社へ依頼しよう
海外市場調査会社のメリット・デメリット
- その国のあらゆる情報を効率的に得ることができる
- 戦略立案は対象外で、実際に海外進出するまでのサポートは受けられない
海外進出コンサルティング会社のメリット・デメリット
- やらなければならないことを、限られた時間内で効率よく進めることができる
- 自社に最適なサポートをしてくれるので、ビジネスの成功率を大きく上げられる
- 規模や依頼内容にもよるが、一通りのコンサルを依頼すると数百万円以上の費用がかかる
- 現地の店舗や法人の習慣・ルールを直接確認しないまま事業を始めることになる
